お知らせ
2026-06-18 13:00:00
薬物乱用頭痛
梅雨に入り寒暖差の激しい時期になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 天気の悪い日が続き頭痛に悩まされている人も多いかと思われます。その頭痛は本当に天気、寒暖差のせいでしょうか。皆様が日々頼りにしているお薬のせいかもしれません。
〇薬物乱用頭痛 頭痛薬を頻繁に飲み続けることで脳が小さな刺激に敏感になり、かえって毎日のように頭痛が引き起こされる状態のことを「薬物乱用頭痛」といいます。頭痛薬の飲みすぎで、通常なら頭痛にはならない刺激(帽子をかぶる、など)に対して脳が「痛い」と勘違いしてしまうのです。悪化すると毎日頭痛に悩まされ、吐き気、嘔吐も生じるようになります。 以下のないように心当たりある人は薬物乱用頭痛かもしれません。よく思い出してみてください。
・眼鏡をかける、帽子をかぶる、前髪をおろすといった頭部の小さな刺激で頭痛が起こる。
・天候に関係なくほぼ毎日頭痛がする。
・鎮痛薬(ロキソニン、イブクイック、カロナールなど)を1カ月で15日以上飲んでいる。
・トリプタン系薬(スマトリプタン、リザトリプタンなど)を1カ月で10日以上飲んでいる。
・頭痛薬を飲んで5~6時間後にまた頭が痛くなることがある。
治療と対策
鎮痛薬の服用中止が一番の治療ですが、一人で中止するのはとても難しいです。自分が薬物乱用頭痛かもと感じたら、まずは近くの病院、薬局、クリニックで相談してみましょう。薬の飲みすぎが原因だったら医者や薬剤師に怒られてしまうかも、と不安になるかもしれませんが親切に対応してくれます。医師や薬剤師への相談が治療の第一歩です。しかし、自分でできる頭痛緩和・予防対策もたくさんあります。日々の生活に積極的に取り入れていきましょう。簡単にできるものを一部紹介します。
・頭の痛む部位を(こめかみ、後頭部)を氷嚢などで冷やす。
・頭痛が生じたら暗くて静かな場所(寝室、等)で休憩する。
・寝る前暗い中でスマートフォンを使用しない。
・睡眠不足、寝すぎに気をつける。(推奨:6~8時間)
まだまだ体調の崩しやすい日々が続きますが、頭痛の原因を把握し、適切な治療を進めていきましょう。